BDFで走る消防車

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UCバークレーの大学生だと書いたけれど、マイクはサンフランシスコ市の消防士でもある。彼が熱心に提案したことで、現在サンフランシスコ市の救急車32台のうち25台、消防車60台のうち6台がB20(BDF20%:20%の混合から、排気ガスに顕著な違いがみられるようになる)で走っているということだ。一般的にバスや救急車が従来のディーゼル燃料で走った場合、じつは乗っている人たちへの害が外にいる人たちの数倍になると言われる。だから最近、スクールバスをバイオディーゼルに替えて、子供たちを守ろうという運動も盛んになっている。
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昼ごろクルシブルズという、コミュニティセンターを訪ねた。主催者のマイケルは、ファンキーな工業彫刻家(廃材利用&溶接で大きな現代彫刻を作る)だ。彼の趣味で、ディーゼルのバイクを作ったことをインターネットで知った僕らは、ぜひこのモンスター(ダイ・モトの異名を持つ、まさにモンスターだ)を見てみたいと思っていた。
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この旅が始まって、いろいろなバイオディーゼル関係者と知り合いになったけれど、みんな奇抜なアイデアを持った「クレイジー」な人たちであり、子供のような遊び心あふれる人が多いことに気づく。僕たちがやろうとしていることは、突然変異というか革命のようなものだ。型にはまった一般論じゃ成し得ないことなんだろうな、とふと思った。
廃油回収 0L
走行距離 51km
お世話になった人たち:マイク、スティーブ、ダニー、マイケル

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