いよいよヨーロッパへ出航の準備

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4月25日(金) 晴れ ワシントンDC
今日はバスコファイブをヨーロッパに向けて船会社に引き渡す日だ。朝、長い間お世話になったバスコファイブを洗車し、苦労をねぎらった。
以前から連絡を取り合っていたバイオディーゼル大学の主催者ダンがこの日フロリダからバイオディーゼルのワークショップを終えて、ボルチモアの空港に帰ってくるという。そこで空港は港へ行く途中なので会いに行く事にした。彼には、サンディスプリングの学校を紹介してもらったり、ここ数日の宿泊の世話をしてもらい、お世話になっているので、ぜひ車を見てもらいたかった。
実際に会ってみるとダン・グッドマンは、とてもエネルギッシュで回転の早い人だった。彼の夢はずばり、バイディーゼルを作りながら走るバスを作り、それを走らせて学校訪問をして旅をし、教育デモやワークショップをして歩くことだそうだ。それで、僕たちの小さいプラントに特別な興味を示してくれた。
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今日はボルチモアの港に車を届けることになっている。まずは予約を入れてある倉庫へ。
フツウなら倉庫へ届けて終わりなのだろうが、僕たちはカルネを使って関税の処理をしているので、通関のオフィスを探すことから始まる。船の出港まではまだ何日かあるので、実際の通関の日時とカルネにスタンプをもらう日付がずれてしまうのが問題らしく、事情を話し理解してもらい判子をもらうことができた。また、20フィートのコンテナだと、ルーフトップのキャリアが日本から送った時より高くなっているので、キャリアを自分たちで外すことになっていた。あれこれするうちに、数時間港で過ごすことになったが、無事車のデリバリーを終えることができた。港というのは、アメリカ国外に出ることになるわけで、身元確認などがとても厳しい。(僕たちもはじめビジター用ゲートを通過しようとしたら、アメリカ国内で発行された身分証明書を持参していない者は通過できないと言われて焦った。また、24時間以上前に全員のフルネームと帰りの交通手段などを登録しておかなければならなかった。)
無事港の作業を終えて宿にもどり、近くに見つけたフィリピンレストランで約3ヶ月の旅を思い起こし3人で乾杯した。
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車を載せた貨物船の出航は、5月のはじめ。ポルトガルでの受け取りは、約一ヶ月から一ヶ月半ぐらいと聞いている。
何度かトラブルにみまわれましたが、なんとか北米を無事走りきる事できて感謝の気持ちと感動でいっぱいです。ここまで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
廃油回収量 0L
走行距離 33km
お世話になった人たち:ダン、クリス、ドナ、ジョー

カテゴリー: north america パーマリンク

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