油集めの助っ人




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永遠のラダ

コンスタンチンのガレージで働く若者2人が週末、手に入れた中古の車を自分たちでレストアしていた。ラダを丁寧に修理して、塗装していた。なぜ、また同じ地味な色の塗装をするのか?!という疑問が沸いたが、やはりラダにはラダの色があるのだろう。

モスクワではバブルの影響か、豪華な新車のSUVがバンバン走っている。日本車の新型車がドーッと押し寄せ、博物館からそのまま出てきたようなラダが10台に1台の割合で走っている。

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秋が忍び寄るなか燃料作り



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ユースケの誕生日

8月30日(土)曇り 12℃

ユースケ、36才の誕生日をモスクワで迎える。昨日ナジーラと打ち合わせをして買っておいたケーキを出してきて祝うことにする。朝からケーキはちょっと、という人もいるだろうが、甘党の3人にとってはなんの問題もない。右にあるのはロシア人からもらったウォッカ。ケーキとウォッカでけっこうご満悦。

外は相変わらず曇り空。ロシアらしい天候だがけっこう寒くなってきた。早く廃食油を集めないと・・・。

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ウオッカと友達

8月29日 (金) 雨のち晴れ 16℃

今日は朝からブログ更新に専念する。相変わらず天気は雨が降ったり止んだりというの状態だ。午後1時、ユースケは街の中心にあるアルバート通りに両替をしにいった後、ガレージで昨日もらった廃食油をひたすら濾す作業に入る。夕方、遠心分離機からイオン交換樹脂の行程に切り替えにガレージに行く。



ガレージに行くと従業員の若者達と会うたびにまず握手をして、互いにこちらは片言のロシア語で挨拶、向こうも「こんにちは」とか、「さようなら」ということばを覚えてきて挨拶を交わしあう仲になってきた。今日は、ユースケがウォッカが好きだということを知ってわざわざウォッカを買ってきてくれプレゼントしてくれる。また、彼らからお気に入りのCDや手作りのパンをもらうこともあった。こちらはというプリントした写真や日本語の本などをあげたりとコミュニケーションのツールになっている。なかでもクリナップさんからプレゼントしていただいた江戸暦という本は、大の人気で珍しい日本語に感動してくれる。日本ブームのモスクワの人にとって日本語の本は宝物として喜んでもらえるのでありがたい。

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カザフスタンのルート検討

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モスクワからのルートを検討しているところだ。特にカザフスタンの西から入るか、どのあたりからアスタナに向かうか、情報が少ないため迷っている。燃費のこともあるのでルート選びがとても重要になってくる。少し遠回りになるがアラル海を訪れるかどうか調べてみた。アラル海は、世界で4番目に大きな湖だが、大量の灌漑用水のために湖が枯れ、生物が住めない死の湖となっている。アメリカで訪れたソルトンレイクと同じことがここではもっと大きな規模で起こっている。少し遠回りだが、廃食油をもう少し集めればそこでなにが起こっているか見に行ける可能性が・・・

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カザフスタンのルート検討

モスクワからのルートを検討しているところだ。特にカザフスタンの西から入るか、どのあたりからアスタナに向かうか、情報が少ないため迷っている。燃費のこともあるのでルート選びがとても重要になってくる。少し遠回りになるがアラル海を訪れるかどうか調べてみた。アラル海は、世界で4番目に大きな湖だが、大量の灌漑用水のために湖が枯れ、生物が住めない死の湖となっている。アメリカで訪れたソルトンレイクと同じことがここではもっと大きな規模で起こっている。少し遠回りだが、廃食油をもう少し集めればそこでなにが起こっているか見に行ける可能性が・・・

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日本食ブームのモスクワ

8月28日(木) 雨 13℃

今日は、バスコファイブでモスクワの街に行き、街のレストランをまわり廃食油を回収しに行く予定だ。

さっそく、朝7時半にアパートを出発し、ガレージに行きバスコファイブの点検をしてからガレージを出発。アパートにもどりナジーラをピックアップしてからカザフ大使館に向かう。9時半にはなんとか大使館に到着。必要な書類を提出するがユースケの申請用紙の書き込みがきたないと言われて,書き直しさせられる。あとは招待状もOKのようで9月4日にまた来なさいといわれる。

1週間パスポートがないことになるので、身分証明書がなければホテルに泊まることも両替するにも困ることを説明すると、パスポートのコピーをとってくれ簡単なスタンプを押した紙をもらう。警察に職務質問されたとき、はたしてこれでいいのか、わからないがしかたがない。パスポートがないだけで留置所に入れられたという話を聞くだけに心配だ・・・。

今、モスクワは日本食ブームだという。およそ500件ある日本食レストランのうち、実際に日本人が経営している店は一つもないという。日本人のシェフがいるのはたぶん25人くらいだろうと聞く。いろいろ油を回収してわかったことだが、油の回転がはやいのはやはり日本食レストラン。動物性油脂がまざった廃食油だとフィルターを通して濾す段階で油が通りずらく日本食の油の何倍も時間がかかってしまう。クリーンでさらさらな廃食油が出る日本食レストランからあたることにした。

一番星1号店



12時ちょうど、日本食レストランの「一番星」本店を訪れる。メールや電話で何度かやりとりをさせていただいていた岸本さんとご挨拶する。中に通されコーヒとお茶をごちそうになる。お茶を飲みながらバイオディーゼルのことや日本食レストランについて話す。岸本さんはこちらに来て4年になるという大ベテラン。岸本さんの話によると寿司のネタとしてはサーモンとうなぎが一番売れているそうだ。ロシア人がrollが好きだという。モスクワでは4年前は日本食レストランが240件ぐらいだったが,今では500店舗の日本食レストランがあるという。ロシアはバブルで物価が高くなっており一ヶ月で約10%上がっているという。日本食ブームに火がついたのはたぶん日本食が健康食というところから段々人気がでてきたのでは、という。

レストラン「桜」

午後2時半、レストラン「桜」にうかがう。厨房でちょうどさましたばかりの油をいただく。女性の打矢さんとキエフに居たころからお電話でご連絡させていただいていた。打矢さんはちょうど出かけていらしてお会いできなかったが、ケンさんと鳶さん、そしてウエイトレスの方にも油を入れていただく。




桜の前を通り過ぎる車の何台かはとまって、バイオディーゼル燃料のことを聞いてくる。けっこう関心があるようで、渋滞しても関係無しで車をとめて窓をあけて話しかけてくる。がんばれ!と言ってくれる人や名刺をくれという人などさまざまだ。

一番星4号店


最近オープンしたばかりの4号店だが、すでに客足も多く廃食油が沢山集まっていた。店の裏で油を濾してプラントに給油していると、すぐに人だかりになった。テレビや本などでバイオディーゼルのことを知っているという人も多く、思ったより関心が高かった。Alexei Nikolaevych という人(右の黄色いTシャツ)は、バスコファイブが道を走っているのを見て後をついてきたという熱心な人だった。

うどんや

オーナーのIKEMITSUさんの話だと最初、ロシアでうどんやを開店するにあたってほとんどの人にやめたほうがいいと言われていたそうだ。しかし、オープンするとなんと連日、ロシア人のお客が沢山やってきているという。ロシア人の口にうどんが合うとはビックリだが、どうもラグマンというウズベクやウイグルの料理に似ておりもともとロシア人が好んで食べるという下地もあったようだ。



丼ものが60%、うどんが40%の割合で出ているという。一番売れているのが鶏丼だそうだ。店員の話では、鶏丼を毎日食べにくるロシア人がいるそうだ。今後、店舗を増やしチェーン店を増やして行きたいと言っていた。キルギス人が多く厨房で働いていたので、ナジーラは久しぶりにキルギス語を話せて嬉しそうだった。(写真右下)

走行距離:75km
廃食油:130リットル
お世話になった人:桜レストラン(ケンさん、鳶さん)、一番星1号店(岸本秀樹さん)、一番星4号店(Mihail Vitalyevych Efremushkin)、Evgenyi Konstantinov、Olkovskaya Elena、うどんやさん(Ikemitsu Masahiro、Bando Naoki、Vladislav Roi)

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OFF-ROAD DRIVEの取材

午後5時過ぎ、ロシアの4駆雑誌「OFF-ROAD DRIVE」の編集者、Evgenyi Konstantinov さんがガレージにやってきた。雑誌を見せてもらうとかなり過激な四駆専門誌だ。


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ウラジスラフ氏

今回、このロシアに入るにあたって日本でロシアンラリーを開催する森さんにいろいろと相談に乗っていただいていた。彼の友人でロシア人のマキシムさんを介して、ウラジオストックのワレンチンさんが、燃料精製に必要な触媒をさがしていただいた。ワレンチンさん、マキシムさん、本当にありがとうございました。

この日の夜、ワレンチンさんに紹介していただいたウラジスラフさんにようやく会えることになった。ウラジスラフさんはお仕事が忙しい方で、この日までなかなか会えなかったのだ。ガレージで待ち合わせ、コンスタンチンの誘いでみんなで夕食を食べることになった。ウラジスラフさんは、コンピューター関連の仕事をしている方で以前ウラジオストックからモスクワまで車で走った経験があるという。廃食油や宿泊の手配はできなかったが、困った事があればなんでも相談してくださいと言っていただく。彼は旅が好きなのでバイオディーゼルアドベンチャーの今までの旅の話や彼のロシア横断の話に花が咲く。

お世話になった方:Vladislav(Valentinさんの紹介)、Valentin、Donya Maxim、森久志

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