ジョンソン宇宙センター

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4月6日(日) 晴れ ヒューストン→ビューモント
夕べ僕たちは食事中に燃料の精製(化学反応の部分)をした。デルはとても効率の良いメタノール回復をしていて、ぼくらのグリセリンを引き取りたいと申し出てくれたので、グリセリンを抜いてから朝もう一度彼の家を訪ねた。
昨日ディベートの大会に行っていて半日留守だった息子のダスティンは、16歳にして廃油を集めバイオディーゼルで古いベンツに乗っている。明るい時間に写真を撮りたいと言っていたので、ついでにバスコの運転席に乗せてあげたら、しっかり者の高校生もニコニコ顔の子供にかえったようだった。
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ニューオリンズ方面へ行くにあたり、ヒューストンの町を通り抜けていくことになる、そのルート上にちょうどNASAがあったのでせっかくなので後学のために立ち寄ることにした。ジョンソン宇宙センターでは歴史的展示やトラムでのツアーに参加したり、巨大なロケットエンジンを観たが、やはりロケットパークが見ものだった。いくつもの金属パイプやモーターを見ると、毎日車のエンジンやプラントとにらめっこしている僕らは、この上もない親しみを感じる。子供の頃、人間の月面着陸のニュースを聞いたときの畏れの感覚を思い出し、残念ながらバスコファイブと打ち上げ台のツーショットは実現しなかったけれど、今日は数時間ここで過ごすことができてよかった。
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ヒューストンを出て、インターステイトを走る。急に大きなコンビナートが見え始め、ここはテキサス、石油で経済が成り立っている州であったと思い知らされた。サッチンは「うわぁ00。」と閉口している。ぼくも同じ気持ちだが、これが世界の現実だ。目をそむけるわけにはいかない。そう言えばコロラドの大学でデモをしていたとき、サウジ出身らしい学生が寄ってきて、冗談交じりに「君たちのプロモーションがうまく言ったら、僕の国の経済はどうなるのさ?」と言っていたっけ。僕らはテキサスの中では特異とされるグリーン町オースティンを訪ね、自分でBDFを作るグリーンな人たちとだけ会ったから、あまり実感はなかったのだが、これがテキサスの顔であることを否定できない。
しばらくするとサッチンが、「このあたりから湿地帯が増えてくるはずよ。」とささやいた。するとタツヤが「今、いい感じの湿地帯が右手にあった!」というので引き換えしてみると、ハイウェイ沿いの小さな駐車場のわきから、木の手すりが渡っている。遊歩道を歩いていくと、その先に小さな湖にのような湿地帯があり、鳥のサンクチュアリかと思えるほど無数の白鷺かと思われるとりがとまっていた。水草の生えた入り口には「ワニにえさを与えないでください」という看板がたっている。
ってことは、水面に見え隠れする黒いのようなごつごつしたものが・・・。突如として、大きなくちがぽっかりと開いて、ワニの顔が現れた。夕日に当たって、鳥たちが飛び交い、草もワニも木々も美しい。ほっと一息つくことができた。
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少々油を売ってしまったので、今日はビューモントという町で夜を明かすことになった。明日はいよいよディープサウスと呼ばれる地域へ入っていく。
廃油回収 0L
走行距離 250km
サポーター:デル、ダスティン、イレイン、ジョー

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