3月18日 陸前高田市・広田地域の現状

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3月18日 PM
皆さんとウレシパモシリでミーティングした後、それぞれ現地へ向かった。
2号エスティマは釜石へ、昨日僕たちが聞いてきた物資を届けにいく、宝来館を確認に。
僕ら1号車バスコファイブは、陸前高田市へ情報を収集に。
まず陸前高田の本部「給食センター」へ行き、情報収集。
「とくに情報がないのは”広田”と”矢作”です。本部にも情報が入っていないので、どんな状況かわからない。見て来て頂けるなら、逆に教えてほしい」とのこと。
広田は震災直後は道がふさがれ、孤立していた広田地区。当時は物資が届かず、状況も把握できずに心配されていた地域。広田地区の本部になっている「広田小学校」で状況を聞いた。
********************** 広田小学校(広田地区本部) **********************************
【必要なモノ】
・緑茶ティーパック(毎食後お茶を出せればいいが、今まで2回しかお茶を出せていない、お茶の葉よりも取り扱いの簡単なティーパックがほしい)
・ サランラップ(おにぎりを包まなくてはならない)
・ アルミホイル
・ ミソ汁などを食べる茶碗のようなもの(現在、150人分の器がなく小さい湯飲みなどを使っている)もしくは何度でも使える食器類
・はぶらし
・歯磨き粉
・靴(長靴で逃げてきた人がいるので、靴がほしい)
・男女 ズボン(上着はたくさん届くが、ズボンがない)
・ 本だしのような調味料
【その他メモ】
おおかたの物資はもう足りている
冬ものの衣類は余るほどある(ただし、ズボンや靴が不足している)
灯油は今日、自衛隊から届いた
水は大量にはないが、市の給水車がきたので、困ってはいない
老人が多いので、ジュースよりもお茶ティーパックのほうが必要
ここでもやはり必要なのはガソリンだった。
物資は数日前に道が開通したので、物資はじゅうぶん届いている。
必要なものは上記の細かい物資。
ここでは朝300名、昼と夜は400名分の炊き出しを行っている。
広田小学校は地区本部で、他に、太陽公民館(70名)、慈恩寺(35名)、田端公民館(20名)、天ヶ森公民館(20名)、小袖公民館(40名)、平畑公民館(55名)、六ヶ浦(22名)、長洞地区(20名)がある。
広田では倒壊せず無事な家もあったので、震災後数日は孤立していたものの、婦人会などと協力して、物資をわけあって暮らしていたのだそうだ。

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