北極に惚れた男、山崎さん

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今日は、北極に惹かれて犬ぞりで旅を重ねる山崎哲秀さんのお宅に泊めて頂いた。1988年から北極圏に足を運び、イヌイットの人達に犬ぞりの作り方や犬の調教など一から教えてもらい単独で北極圏を犬ぞりで旅するスキルを身につけたという。
冒険家として記録を作ることや人と競うことより、犬ぞりでの旅が好きで、好きで、北極圏に通ったという山崎さん。僕も、バイクで走る事が好きで、好きで、日本を飛び出し、自由に走れるサハラ砂漠に通いだしたのは1983年から。それ以来砂漠には27年あまり通い続けている。そこには走るのが楽しいという原点があった、2人ともそのパッションの原点はどうやら同じだということに気がつき話が盛り上がった。
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毎年6ヶ月を北極圏で過ごし、6ヶ月を日本で過ごすという。北極圏にもどるとまず、しばらくそりを引いいていなかった犬達のトレーニングから始まるという。犬達にそりを引く筋力をつけるためにイヌイットの村の廻りを毎日そりを引かせて走るのだ。3ヶ月かけて犬に北極圏を走る体力をつけ、自分も極地に体を慣らせていく。そして残りの3ヶ月を誰もまだ踏み入った事のない無人の北極圏を犬と共に旅をするのだ。なんと素敵なことだろうか。自分が、もしサハラに出会っていなかったら北極圏を走っていたかも、なんて思ってしまう。
彼は現在「アバンナット」というプロジェクトを行っている。彼でなければいけない北極圏での様々な学術調査を集める仕事をボランティアでやっているそうだ。
山崎哲秀さんのHPはこちら→http://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/
翌朝、奥さんに料理に使った廃天ぷら油をバスコファイブに給油していただいた。もっと話が聞きたかったが、今度またお邪魔させてください。おいしい料理と素敵な話をありがとうございました。

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