3月19日夜 海辺にある「宝来館」を見に

もう暗くなってしまったが、鵜住居近く、根浜地区にある「宝来館」へ。
(18日にも2号車がリサーチに来ている)
かつて温泉宿だったここは、津波が襲い、4F建ての建物の2Fまで水につかった。
海際にあるのだが、堅牢な鉄筋コンクリートのため倒壊を逃れたそうだ。
(以前のブログで「高台にあったので助かった」という記述は間違い)
現在は41名ほどが寝泊まりする(昼間は50名ほどになる)私設の避難所になっていて
皆で力を合わせてがれきの撤去を行っている。
女将さんの岩崎さんにお聞きすると
「果物や野菜、お米は、自衛隊が物資を運んでくれるようになったので大丈夫です。お水もわき水を利用しています」とのこと。衛星電話1台あり(電源オフのことも多い)。
【今ほしいもの】
◎ スニーカー
◎ 下着類(パンツ・靴下など)
◎ お漬け物など
◎ 牛乳
◎何よりいちばん必要な物資は、車とガソリン
ここは釜石からも離れており、近くの町からも孤立した場所にあるが、車と燃料がない。情報を得るにはラジオを聞くか、外部からの人づてに頼るしかない。物資調達にも行くことはできない。
「こんなお願いは無理だとわかっているんですけれど……でもせめて一台、車とガソリンがあったら……」と女将さんは言う。
少し疲れた様子に見えた女将さんに、お世話になっているやえはた自然農園が持たせてくれた、無農薬の玄米おにぎりを数個お渡しした。私たちが送迎しますから、せめてお風呂に入りに行きませんか? と聞くと、それすら「申し訳ないです……」と遠慮し、暗くて道路も悪いからと、こちらの帰り道を案じてくれたのだった。
海はすぐ目の前だ。未だ余震も続く中、いつまた……という不安もあるだろうに、女将さんと町内会長の方々らが先頭にたち、力を合わせてなんとかこの地域、建物を復旧させようと、頑張っている。

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