いざ、パリへ

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7月17日(木) 28℃
朝、7時に起きた。外はまだ薄暗いが今日こそパリへ向かうぞと誓う。
イタリアのブラで集めた40リットルとこのイビスホテルでいただいた40リットルの燃料の精製が終われば、パリまで何とか走れるはずだ。ここからパリまで約550kmほどある。通常80リットル精製できれば約600キロほど走れることになる。ただし、アップダウンやカーブがあまりなく、燃費走行したコンディションのいい状態でだ。
今日はほぼパリまで高速道路をつないで走るので燃費はそう悪くないはずだ。エンジンを2000回転ほどで走るのと2100回転で走るのではトータル20?30kmも走行距離が変わってくる。パリに着けるかは運転の仕方にかかっているというわけだ。どちらにしても燃料がぎりぎりなのでパリのホテルにたどり着けることを祈るばかりだ。
昨日から作っている燃料は最終のフィルタ竏窒オて今日の午後7時ころにできあがることになっている。それまでこの旅の様子を掲載してくれる雑誌の原稿書きに専念することにする。
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午後7時、燃料がやっと完成した。ホテルの従業員に別れを告げ、レマン湖にさよならの挨拶をして、A40という高速道路を西に向かった。陽が9時ころまで沈まないのでしばらくは快適な走行を楽しむ。およそ時速95?100キロほどのスピードで燃費走行に徹する。制限速度は130キロなので本当はそのスピードで走れば早くパリに着くが、ここはじっと我慢。パリに入ったのは、すでに1時半をまわっていた。パリの入り口ですでにエンプティランプが点灯していたが午前2時にはなんとか予約していたホテルに滑り込めた。やった縲怐Aパリに着いた。
走行距離:540km
廃食油:0

カテゴリー: europe パーマリンク

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